Q. 総合型選抜を見据えて、高1・高2でやっておくべきことは何ですか?

総合型選抜を見据えるのであれば、高校3年生になってから慌てて対策を始めるのではなく、高1・高2の段階から日頃の活動や学習の中で準備しておくことが大切です。

特別な対策を早くから始めるというよりも、日々の経験を記録し、自分の考えを整理する習慣を身につけておくことがポイントになります。


ノートやメモを取る習慣をつける

高校1年生の初期段階で、まずノートを取る、メモを取るという習慣をつけておくことが大切です。

総合型選抜では、高校生活の中で何を経験し、そこから何を考えたのかが重要になります。そのため、日頃から気になったことや考えたことを残しておけば、後から自分の経験を振り返る際にも役立ちます。

必ずしも大きなノートを用意する必要はありません。本当に軽く書くだけでいいのであれば、ポケットに入るくらいの小さなサイズでも構いません。

重要なのは、きれいなノートを作ることではなく、思いついたことをすぐに書き留められるようにしておくことです。


振り返りを残す

高1・高2の課外活動や探究活動で意識しておきたいのは、「振り返り」です。

ノートでも活動レポートでも何でもいいので、活動したことを書いておく。きれいなものを作ろうとする必要はありません。

できなかったことはできなかったと書く。難しかったことは難しかったと書く。腹が立ったのであれば、腹が立ったと書いてもいい。何でもいいので、自分がそのときに感じたことをきちんと残しておくことが大切です。

総合型選抜を考えるうえでは、活動そのものだけではなく、その活動を通して何を感じ、何を考えたのかが重要になります。

だからこそ、高1・高2の段階から、自分の経験を振り返って記録する習慣をつけておくことが大切です。


小論文対策は読むことから始める

高1・高2の段階で小論文対策をするのであれば、まずは小論文を読むところから始めましょう。

テーマや社会を読み解くために必要なのは、まず知ることです。知識がなければ自分の考えを持つことも難しくなります。

例えば、電車の中で流れているニュースを見て、こんなニュースがあったんだと知る。こうした日常の小さな経験からでも、社会で起きていることを知ることができます。

社会で何が起きているのかを知る習慣を高1・高2の段階から身につけておくことが、小論文対策の土台になります。


経験を残すことを意識する

総合型選抜を見据えた高1・高2の準備で重要なのは、特別な実績を作ることだけではありません。

ノートやメモを取る、活動を振り返る、社会で起きていることを知る。こうした日々の積み重ねによって、自分が何を経験し、何を感じ、何を考えたのかを残しておくことが大切です。

高校3年生になってから過去を振り返ろうとしても、そのとき何を考えていたのかを正確に思い出すのは難しいものです。

だからこそ日々の経験を記録し、振り返る習慣をつけておくことが総合型選抜に向けた準備につながります。