この連載では、みなさんからフォーム・セミナーや、感想に寄せられたご質問に孫さんが回答していきます!今回の質問はこちらです。

Q.小6の夏に英語圏から帰国した女の子がいます。帰国生として探究活動に力を入れており、将来は総合型選抜での大学進学を考えています。条件に合う女子校をどう探せばいいでしょうか?

「総合型選抜に強い女子校ランキング」では探しません

この条件なら、私はランキングサイトで探しません。見るべきは以下の3点です。

  • ①帰国後も英語力が落ちない環境があるか
  • ②探究や校外活動をやれる余白があるか
  • ③高3で総合型を受けたいと言った時に学校が対応するか

この3点を軸に学校を選ぶことが最重要です。では実際にどの学校がこの3点を満たしているのか。そして学校説明会で必ず聞くべき「たった一つの質問」をお伝えします。

オススメの学校一覧

山脇学園——バランス型の第一候補

まず見てほしいのが山脇学園です。

2027年度も帰国生入試を複数方式で実施しており、英語力を生かした選考もあります。大学進路では2026年3月卒業生について総合型選抜を含む「選抜方式別進学者」を学校自身が公表しています。帰国生入試・英語力維持・総合型選抜への対応、この3点がバランスよく揃っている学校です。

大妻中野——「帰国生が珍しくない」環境

次に大妻中野です。今回の「小6夏に英語圏から帰国」という条件に特によく合います。

2002年度から帰国生を受け入れており、現在は中高で約140名、全校の1割強が帰国生です。GLCでは英語での探究活動も行い、WWL拠点校にもなっています。

帰国生が「珍しい子」にならない。 これは思っている以上に重要なポイントです。帰国後の居場所という意味でも、大妻中野は安心感があります。

品川女子学院——総合型選抜との親和性が高い

品川女子学院も候補に入れてください。

学校自身が2026年卒業生について、年内入試の利用割合が高く特に総合型選抜の利用がここ数年増加していると公表しています。校外活動の実績を使って難関大合格につながったケースも説明されており、総合型選抜を学校全体で支援する姿勢が見えます。

実践女子学園——伝統女子校まで広げるなら

伝統女子校も視野に入れるなら実践女子学園もあります。2027年度も帰国生入試を2回実施しており、自己PRシートを使った面接を採用しています。

私ならこう整理する

  • 帰国生環境を重視するなら:大妻中野
  • 総合型選抜との親和性を重視するなら:品川女子学院
  • バランスで選ぶなら:山脇学園
  • 伝統女子校まで含めるなら:実践女子学園

学校説明会で必ず聞いてほしい質問

パンフレットの「探究に力を入れています」という言葉より、この質問への回答の方が学校の実力が分かります。

「昨年度、総合型選抜を受けた生徒は何人くらいいて、志望理由書や推薦書は誰が見ていますか?」

答えが具体的な学校が、本当に総合型選抜に対応できる学校です。ぜひ聞いてみてください。

高校生になったらぜひうちの塾に来てくださいね!