みなさん初めまして、未来図編集長の西岡壱誠と申します。
突然ですがみなさんは、今の入試が大きく変化しつつあることをご存知ですか?
大学受験は、激変の時期を迎えています。従来行われてきた一般選抜入試によるペーパーテストの大学受験よりも、学校推薦型選抜・総合型選抜入試の割合がどんどん高くなっているのです。2023年度の大学入試全体での一般入試の割合は48.9%に対し、学校推薦型選抜30.5%、総合型選抜20.6%となっており、学力で大学合格を目指す一般選抜よりも推薦型・総合型の割合のほうが多くなっています。
2026年からは早稲田大学では推薦型入試を全体の6割に引き上げると発表しています。また私立だけでなく国公立大学でもこの流れが顕著になってきており、例えば東北大学は2024年度入試で3割の学生が一般入試以外で入学しています。また昨年、同大学の学長は「将来的には全面的に総合型選抜入試に移行したい」と発表しました。177校ある国公立大学でも、2024年に学校推薦型選抜入試実施校は173校・総合型選抜入試は105校が実施しており、半数を超えています。
学校推薦型選抜・総合型選抜入試は、「従来のペーパーテストでは測れない素晴らしい能力を持っている学生を多角的に評価することができる」というメリットや、「塾がない地域部に暮らす学生にもスポットライトを当てられるようになる」というメリットがあるので、地域間の教育格差や親の経済状況による教育格差を狭めることができるのではないか、という意見もあり、この流れは好意的に捉えられていました。
しかし、実際のところはどうでしょう?
ぶっちゃけた話、学校推薦型選抜・総合型選抜入試って、教育格差を拡大している現状があるのではないでしょうか。
地域格差がガッツリ出る学校推薦型選抜・総合型選抜入試
例えば、都会のリテラシーの高い私立高校の先生は、「選抜入試?いいじゃないか。じゃあ去年の先輩の志望理由書を参考にして志願書を書いてみてくれ。添削もするぞ。」と、選抜入試に対してしっかり対策を伴走することができます。
しかし、地域の学校で、まだまだリテラシーの低い学校であれば、「選抜入試?何を言っている。お前の評定でそんなことできるわけがないだろう!わけのわからないこと言ってないで、早く一般入試の対策をしろ!」と、門前払いを喰らってしまうことも多いと言います。
選抜入試は、「いかに自分とマッチする志望大学を見つけることができるか」「行きたい大学にマッチする人材になれるように努力するか」によって合否が決まります。しかしそれはつまり、「志望大学の情報をしっかりと得ることができる人」の方が有利ということでもあります。その大学に志望している人はどんな人が多いのか、去年合格した先輩たちはどんな志望理由書を書いているのか、知っている人と知らない人とで、大きな差が生まれてしまっているわけです。
情報格差が合否に直結する入試形態としての学校推薦型選抜・総合型選抜入試の運用は、地域間の情報格差や親の経済状況による経済格差によって合否が左右されてしまうという事態を招いてしまいかねないのではないでしょうか。
この「未来図」は、そんな学校推薦型選抜・総合型選抜入試の現状をその根幹から変え、真に公正で公平なものへと変化させるためのシンクタンクです。
選抜入試において現在発生してしまっている情報による格差をできる限り是正し、どんな学校からでも、どんな家庭からでも、光る才能を持った学生たちがしっかりとその資質とマッチする大学に合格できるようなサポートをするためのメディアを目指します。
未来図は何を提供するのか?
まず「未来図」では推薦入試において必要になってくるような情報や、アクロバティックに合格した先輩たちの合格体験をシェアします。海外の医学部に合格した人、一般入試では到底無理な偏差値の大学に合格した人、部活動を活かして早慶に合格した人……多くの先輩たちがどのように受験対策をしていたのか、生の情報を皆さんに共有できるようなメディアを作ります。それを書くライター陣も、地域の情報がない中から選抜入試を目指した人がほとんどです。
そしてこの「未来図」では、2025年6月に「志望理由書データベース」をリリースします。全国の大学の選抜入試において、先輩たちがどのような志望理由書を出していたのか?早稲田や慶應・GMARCH・関関同立、そして東大を初めとする国公立大学に実際に合格した人の志望理由書を公開します。
これらの情報を、我々は全て、無料で公開します。無料の会員登録をするだけで、これらの情報が見放題になるようにします。これらの情報は、今まで都会の選抜入試に合格した先輩たちが多い学校でなければわからなかったようなものや、塾に行かなければ得られなかったものも含まれると思います。これらの情報を無料公開でどこからでもアクセスすることができるようにすることで、学校推薦型選抜・総合型選抜入試は真に公正で公平なものへとステージを上げていくのではないかと考えています。まだまだ駆け出しのメディアですが、ぜひみなさま、ご協力をお願いしたいと思います。





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