皆さん、あけましておめでとうございます。
お正月といえば、おせちに初詣、坊主めくり。年に一度の“ゆるやかな時間”が流れる季節です。

そんな中で、子どもたちにとってやはり最大のイベントといえば ——お年玉
大人にとっては「いくら渡すべきか」「いつまで渡すべきか」悩ましい存在ですが、もらう側にとっては年に一度の大きな楽しみでもあります。

では実際、

  • お年玉はいつまでもらっていたのか
  • どれくらいの金額をもらっていたのか
  • そして、もらったお金は何に使われていたのか

今回は大学生を中心に、高校生・社会人も含めたZ世代・α世代105名にアンケート調査を実施。
「令和のリアルなお年玉事情」をデータから読み解いていきます。


Q1|お年玉って、いつまでもらってた?

最も多かった回答は、「大学生まで」

「大学生になるとアルバイトもできるし、もう大人扱いされると思っていた」という声がある一方で、
実際にはこんな本音も聞こえてきました。

月に6万円くらいバイトで稼いでいても、交際費や推し活ですぐ消える。
金欠のときのお年玉は、正直めちゃくちゃ助かる。

時間に余裕ができる=お金に余裕がある、とは限らないのが大学生のリアルです。

次に多かったのは、「高校生まで」

「大学生になったらもう大人でしょ」「お年玉は高校まで」と区切られていた人も少なくありませんでした。

背景の一つとして考えられるのが、成人年齢が18歳に引き下げられたことです。

必ずしも因果関係がはっきりしているわけではありませんが、「18歳=大人」という認識が広がったことで、高校3年生を一区切りと捉える家庭も増えてきているのかもしれません。

調査結果を踏まえたおすすめは?

今回の結果を踏まえると、
「20歳の集い(旧・成人式)を迎える大学2年生まで」が、ひとつのちょうどいいラインだと考えられます。

  • 大学1・2年生:まだまだ遊びたい・経験したい時期
  • 大学3年生以降:就活が本格化し、少しずつ“自立”に向かう

また、親戚同士で差が出にくいという意味でも、「20歳の集い」は分かりやすい節目です。
「他の子はもらってるのに……」と比較されにくいのも、実は大きなポイントかもしれません。


Q2|いくらくらいもらってた?

最も多かったのは、合計1〜3万円

人数にもよりますが、

  • 両親からそれぞれ
  • 祖父母
  • 叔父・叔母

と考えると、3〜4人からもらってこのくらい、というケースが多いようです。

目安としてよく聞かれたのは、

  • 大学生:1万円
  • 高校生:5,000円

というライン。

ちなみに筆者は親戚が少なかったため、祖父母からの1万円がとても嬉しく、今でも記憶に残っています。

次に多かったのが、3〜5万円のゾーン。
この金額になると、

  • 友達とディズニーに行く
  • 小旅行の軍資金にする
  • 欲しかったものを一気に買う

など、「使い道の選択肢」が一気に広がります。

何人からもらってるの?

今回の調査では、「何人くらいからもらっているか」も聞いてみました。

  • 最多:4〜6人(20人)
  • 次点:7〜10人(14人)

意外と多くの人が、お正月に大人数の親戚と集まっていることが分かります。

だからこそ、

  • 親戚が多い集まり → 無理に高額にしなくてOK
  • 親戚が少ない集まり → 少し奮発すると喜ばれやすい

という“バランス調整”も、おすすめな選択と言えそうです。


Q3|お年玉、何に使ってた?

最も多かった回答は、貯金
全体の過半数を占めており、「意外と堅実」という印象を受けました。

続いて多かったのが、

  • 交際費
  • ファッション

など、「自分の好きなこと」に使うケース
使い道に“正解”がないからこそ、お年玉は自由度の高いお金として機能しているようです。

中でも印象的だったのが、投資という回答。
こどもNISAなどが話題になる中で、早い段階から「増やすお金」という視点を持つ人も増えています。

実は筆者も、
「今までの貯金、証券口座に入ってるよ」と後から知らされ、
大学生になって初めてその事実を理解しました。(利回りは15%だそう。)

銀行に預けていても利子がほとんどつかない時代
将来を見据えた選択として、投資を使う家庭が増えているのも納得です。


番外編|高校生のお小遣い事情

高校生の頃のお小遣いについても聞いたところ、
最も多かったのは3,000〜5,000円
ただし、同じくらい多かったのが、「もらっていない」という回答でした。

意外に思えるかもしれませんが、理由を聞くと納得の声も。

  • 交通費やごはん代など、必要な分だけ出してもらっていた

  • 普段の買い物は親のカードで、現金は必要なときにもらう

つまり、「定額制お小遣い」ではなく、必要経費型の家庭も多いのです。筆者の感覚では、むしろお金に余裕がある家庭の方が、必要経費型を採用しているように見えます。例えば、「明日渋谷に友達と遊びに行くからちょうだい」とねだると、「これくらいあれば足りるでしょ」と2万円もらっていた……なんて話も。

ちなみに、この方は1万円だけ使って遊びまわり、残りの1万円は使ったことにして、こっそりへそくりに回していたのだとか。親も子も金融リテラシーが高いからこそできる仕組みなのかもしれませんね。

他にも、

「テストの結果に応じて報酬形式でもらっていた」というケースもありました。

ちなみに筆者はこのタイプ。
90点以上で1,000円、成績上位者に入ればさらに1,000円。


成果がそのまま報酬になる仕組みだったため、テストへのモチベーションはかなり高かった記憶があります。

「うちの子、なかなかやる気が出なくて……」という保護者の方には、一度検討してみてもいい方法かもしれません。

まとめ

意外と迷うお年玉の金額と渡す期限。
家庭によってまちまちですが、お互いに信頼があるからこそ成り立つ仕組みなのでしょう。

先日ニュースでは「ペイペイでお年玉を渡す家庭」が取り上げられていましたが、伝統的なポチ袋に入れての形ではないからか、賛否の声が上がっていました。
個人的には、「あまりお年玉っぽくないな」と感じる部分もありつつ、当人たちがそれで納得しているならば、それがいいのだろうとも感じます。

私個人の意見を言うならば、もらう親戚の方によって、金額お年玉袋の装丁などに特徴があって、それを見るのも面白かったですね。


ただ、ネット決済がメインになった現代では、逆に現金の方が取り回しが悪いように見えてしまう感覚もわかる。

正月という特別な場を借りて、家庭内のコミュニケーションが試される瞬間なのかもしれません。やはり、普段から親は子を、子は親を思いやって、互いに信頼する家庭を築くことが何よりも円満の秘訣。お年玉をきっかけに、家庭内で会話を増やしてみるのはいかがでしょうか。