医学部人気が高まる昨今ではありますが、例年「医学部に強い高校」というのは確実に存在します。
2025年の医学部合格者数TOP3は下記の通りです。
1位 東海高校 204名
2位 豊島岡女子学園高校 175名
3位 滝高等学校 156名
愛知県に所在する高校が1位、3位にランクインし、2位には女子校がランクインという結果になりました。
これらの学校は、なぜ医学部の合格者が多いのか?この記事では、2025年の医学部合格者数が多いトップ3校について、深掘りしてみました。
1位 東海高校(204名)
1位は東海高校です。
愛知県名古屋市東区に所在する中高一貫の男子校です。
愛知県内の私立高校ではトップに位置しています。
医学部に強い学校として知られ、例年多くの医師の子弟が入学する本校は、本年の実績を持って18年連続の全国トップを記録。
その内訳を見ても、合格者が最も多い名古屋大(28人)は、同大の合格者数ランキングトップで、4人に1人が東海の出身者です。浜松医科大や岐阜大、名古屋大、名古屋市立大、三重大と医学部が多いことから、医学部志向の高い地域性がもろに出た形になりました。
本校OBには「今でしょ!」のフレーズで知られる林修氏や「令和の虎」主宰をしていたことで知られる岩井良明氏などがいます。
そんな本校ですが、勉学の面倒見こそ良いものの、医学部を強引に進めるような動きはしていません。高2以降は文系・理系のクラス分けになり、例年、理系が8クラス、文系が2クラスできることが多いです。
さらに実力テストの成績に定期試験の成績を加味してA群・B群に分ける。B群は比較的少人数クラス構成になり、さらに英語に関しては授業のレベルを自己申告で選択できるようになっています。A群が上位クラスだが、B群の生徒たちに手厚い設計となっています。
進路指導において、本校は「本当に医学部でいいのかということを絶えず考えさせたい。迷わせたい。」のだと言います。サタデープログラムという一般市民も参加できる公開講座を行い、年2回、学校を開放し、合計約100講座が開かれます。講師として、政治評論家の田原総一朗氏、女優の竹下景子氏、漫画家の荒木飛呂彦氏、著名な弁護士、大学の研究機関や宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究者などを呼ぶための交渉をするのも、当日一般客を案内・誘導するのも、生徒たち自らが行います。このイベントを通して、様々な分野での未来を検討させるのだとか。
その上で医学部合格者数1位というのは、もちろん保護者の意向はあるでしょうが、惰性でなく医学部に進学する本校OBはこれからも東海圏の医療を支えて行く存在となって行くことでしょう。

東海高校HPより引用
2位 豊島岡女子学園高等学校(175名)
2位は豊島岡女子学園高等学校です。
東京都豊島区東池袋の池袋駅にほど近い場所に所在する中高一貫の女子校です。
近年は女子御三家(桜蔭、女子学院、雙葉)を猛追する進学実績を誇り、東大受験専門塾、「鉄緑会」の指定校に女子御三家以外の女子校で唯一指定されています。
女子校は文系志向が比較的高い傾向にありますが、本校は特に理系教育で注目されています。
そんな本校は、2つ大きな変化を経て今の姿があります。
1つ目は22年度入試から高校の募集を停止し、完全中高一貫化したことです。これは、新年の都立高校の人気の高まりから上位都立高の併願先としての受験が多かったという実態も理由の一つですが、中高一貫化でより深い学びを提供し、情報処理能力や理工系の基礎力を高め変化する時代に適応できる人材を輩出したいという学校側のメッセージとも捉えられるだろう。
そして2つ目は私立文系のコースの廃止です。もちろん、最終的には私立文系を受験してはいけないというわけではないが、少なくとも「最初から数学を捨てる選択はさせない」という学校側の強いメッセージを感じさせます。
他の女子校によくある「伝統教育」や「グローバル路線」に走らない選択を取ったことは理系志向、医学部志向の家庭、生徒にとっては際立って魅力的に映った結果、これだけの成果をあげるに至ったと言えます。

豊島ヶ丘女子高等学校HPより引用
3位 滝高等学校(156名)
3位は滝高等学校です。
愛知県北部の江南市に所在する、中高一貫の共学校で、高校からの入学も可能です。
中学受験においては県内2番手の立ち位置、高校受験市場においては、トップ公立校の滑り止めと言うイメージだが、医学部合格者は例年全国でも上位で、今年は3位に入りました。
本校は、保護者が医師という生徒が多く、一学年約350人のうち80人ぐらいが医学部を志望します。
特徴的なのは、理系コースの中でも「医・歯・薬系コース」と「理・工・農系コース」に分かれていることです。医歯薬系コースではホームルームの時間に医療問題についての討論を行うこともあるとか。
また、医学部志望者を対象に、年に約20回ほど実施する「小論文指導」は、河合塾の講師が行います。大手予備校との連携や、医系受験生にとって恵まれたコース分けがこの実績を生んでいるようです。
.jpeg?w=1280&h=505)
滝高等同窓会HPより引用
いかがでしたか?
医学部受験を考えるご家庭は参考にしてみてください!
.png&w=3840&q=75)




.png&w=3840&q=75)

.png&w=3840&q=75)
.png&w=3840&q=75)




.png&w=828&q=75)


.png&w=828&q=75)
